新聞回収の日

毎週一回市の新聞回収日がある。その日はものすごい勢いで新聞回収業者の車が何台も道を通り過ぎる。早く回らないと他の業者さんに取られてしまうということで、皆それぞれ必死のようだ。交通事故でも起こさなければよいが・・・とても心配。

市で集めている新聞を回収業者が持っていくのは違法なのだろうが、一生懸命新聞を集めている方々をみると、皆さん再就職するには難しそうな年齢の方々ばかり、皆生活のために必死なのだと目に見えてわかる。「適当にやっていてもお給料をもらえる。」というわけにはいかないものね。

住民が新聞を置いている場所は、市の税金で作ってくれたわけではないので、個人的には回収業者さんに持っていっていただいてもかまわないと思っているので「どうぞ！」と、手渡してあげた事もある。元々は、市の回収日なんて無かったのだから、新聞回収業者さんのお仕事を奪ってしまったのは市のほうのような気もする。集めた収益金をうまく利用してくれれば、とも思うが、ん～・・・合併したりなんだり、私には必要ない利用をしてくださっているような？私は私がもらえるはずのトイレットペーパーを市にとらてしまった。

「古新聞～古雑誌はございませんかぁ～トイレットペ～パ～とぉ～交換いたしますぅ～」
あの、スピーカーから流れるのんびりしたフレーズが懐かしい。

市で集める事になったのなら、回収業者が回収バトル事故を起こす前になんとかならないのかなぁ・・・
回収業者を取り締まるだけじゃ、失業してしまう方がいるわけだからかわいそうだし・・・
こういう困った問題を片付けるのも市の仕事だと思っていたが、反対に問題作ってるよう～