出展を終えて

先週土曜日で6日間の銀座生活を終えました。
先々週とは打って変わり、毎日天気がとても良くラッキーな一週間でした。

今回は貴重であり、楽しい出展でした。
都内出展は久々な上に、今回お借りしたギャラリーの賃貸料はいつもの二倍。
採算が取れない可能性もあるけれど、
まぁその時は諦めようと捨て身の出展ではありましたが、
本音を言うとやはり出展間際は落ち着けませんでした(^^;

そんな不安も出展初日には解消。
しかし、初日の段階ではすべて顧客の方々のお買い上げ。
これでは銀座で出展する意味が無いのでは？
と思い、売上は上がったのですが喜べない初日でした。

出展二日目、暇な時間ギャラリーへ入って来た
飛び入りのお客様がお買い上げ♪

そして三日目からは顧客の来店がぼちぼちとなり、
その分新しいお客様が店内へ入ってくださるようになりました。
今から思い返すと、初日は広いとはいえないギャラリーの中に、
常に八人近くの人間がいたので入り込みにくく、
新しいお客様が入れなかったのかもしれません。

銀座は客数はほどほどですが、
まとめ買いされる方が多かったです。

出展の場が銀座という事もあるのか、
他の場所からの出店依頼などもありました。

いつも、友人知人への出展案内はほとんどしていなかったのですが、
一度出展をみたいと言ってくださる友達が多かったので、
今回は初めて身近な方々に声をかけ、たくさんの方々にいらしていただけました。

ネット友達もたくさんいらしてくださいました。
NONさん、陶片木さん、みーこさん、ぶんぶんさん、Tompeiさん、ゆれいさん、
ｐｅｇａさん、桜桃さん、
どうもありがとうございました。

私が作った服を着て、一瞬でも楽しい気持ちになってもらえたとしたら
私はとても幸せです。

銀座のナイトライフも充実していました。
あと一週間いたら、どっぷり銀座の住人になってしまいそう(^^)

銀座は高級で遠い世界の町だと思っていましたが、
新しい部分と古い部分の混ざった、面白みのある街なのですね。

お借りしたギャラリーの裏にはカウントーバーがありました。
そのカウンターバーに立つご年配のご婦人は
昔有楽町にあった大きな劇場で踊るスターだったのですって。

お借りしたギャラリーは築60年
次回の予約をしようと思ったのですが、解体の話があるそうなのです。
もうしばらくしたら、どうなるかはっきりするそうな。
ビルの中は石作りの重厚感ある雰囲気なのですが
外側はドブネズミの匂いがするのですよ・・・
どうなるのだろうなぁ～解体しちゃうのはもったいないな。

すずらん通りにある、ある靴屋さんも興味深かったです。
古くて薄暗い靴屋さんの奥で毎日ご老人が居眠り。
ウインドーには靴が数足しか並んでません。
けっして閉店間際ではなく、ずっとそうなんですって。

今回は久々の通勤生活だったので読書もしました。
ちょっと疲れ気味だったので、一冊しか読めなかった(^^;
読んだ本は「食道かたつむり」
朝の通勤電車で涙をこらえきれずボロボロでした(^^;

そんなこんなで、楽しい銀座の一週間を終えることができました。

次回は来月5月27日からの国立出展、
ゴールデンウイーク中に何とかオーダーしていただいた服を仕上げ、
来月出店に向けて頑張りたいと思います。