風のかたち
夏休み中の子供たちにも観ていただきたいお勧め映画の紹介です。
伊勢さんのドキュメンタリー映画は長い年月をかけて作られてい,、
ドラマと違った、作りものではない真実の姿に心打たれます。

小児癌と戦う子供たち、そしてその子供たちを心から支え治療を続ける細谷亮太医師の10年間をドキュメンタリー映画化した伊勢真一監督の最新作です。
現在、小児癌に罹った8割近くの子供たちが治っているそうです。
毎年行っているキャンプでの子供たちは、不安を胸の奥に抱えながらも、明るく元気です。前向きに将来こんな大人になりたいと語ります。その夢のほとんどが、他の人たちを幸せにさせる仕事でした。困難に立ち向かっていながらも、まっすぐ前を見て、感謝の気持ちいっぱいに生きている姿に、教えられるものがありました。健康で自由がたくさんある成人以上にたくましく感じました。そしてその夢を実現させ、看護婦になった方、子供を産んだ方。10年間のドキュメンタリーを観て、感動で涙をこぼさずにはいられませんでした。
ほとんどの子供たちは治るのですが、天国へ行ってしまう子供がいることも確かです。
小児癌の治療を続けられている細谷先生は、子供が天国へ旅立つたびに泣いてしまう自分の事を泣き虫と言うそうですが、私はそう思いません。子供たちのことを胸に、巡礼をおこなう先生、キャンプファイヤーで亡くなった子供たちの事を語りながら涙する細谷先生の姿にに胸をうたれました。
病院の壁に飾ってあるチェロを弾く子供の絵、流れる曲がすべてを暖かく包み込み、走馬灯のようににさえ感じる構成は、テレビでよくみられる外野から観察した記録画像とは違い、生身の人間の温かさを感じ、まるでその場に自分がいたようにさえ感じさせられました。
今後医療が進み、すべての子供たちの病気が治る日が早く来ますように。
「風のかたち」
8月1日(土)~8月28日(金)
東京・ポレポレ東中野にてロードショー
8月23日(日)16時30分~
ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》
阿倍野区民センター大ホール
| 固定リンク | コメント (9) | トラックバック (0)










最近のコメント